| 室戸岬まで(序にかえて)・・・・著書「翔」(私の想)より 室戸岬までの行脚紀行にて |
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私は歩いている。室戸岬まで歩いている。 自分とは何か。 政治とは何か。 何のために政治家になるのかを、 この身体で知りたくて歩いている。 そして自分自身の心の中に、 強い信念を得るために歩いている。 空海のゆかりの寺で、静かに目をとじ合掌し、 ひたすら自分に問いかけてみた。 心の中のものをすべて捨て去り、純粋な心に戻り、 偽りのない無心の状態で心に問いかけてみた。 私は、いったい何をするために この世に生まれてきたのであろうか。 |
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| 山の上より土佐の海を見つめる。 やはり、土佐の海は青い。 遙か水平線の向こうに雲が巻き上がっている。 浜からの風に吹かれながら、 この土佐にある素晴らしい自然と 自由を求める心を 感じている。 いつまでもこの土佐の海のように、 雄大でスケールの大きな考えを持ち続けたい。 |
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| ここに道があるのも、ここに家があるのも、 そこに誰が住んでいるのかも、 私は何も知らずに生きている。 ふと気がつけば、道端に白い花が咲いている。 人知れず、ただひたすらに咲いて散ってゆく。 その道を、何も知らずに私は歩いている。 |
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